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2009年02月16日

両親の夫婦仲

先日の渡辺久子先生の講演会の話にもあり、私も日々の診療の中で同感でき
「そう、そう、そう」と言ってしまった内容がありましたので書きます

子供が受診する時に、一緒に付いて来るのは殆どが母親です
父親が一緒に来るケースは、そう多くはありません
それで父親が来ている時は、父親の考えを話してもらっている時に
母親の態度も観察しておきます

そうすると父親が話している時に、母親も父親の方を見たりしていて
一緒に心配そうにしていると、とりあえず普通に話が聞けます
でも父親が話している時に、母親がそっぽを向いて
父親の話を無言で拒絶していることがあります

こういう場合は、子供の問題に、両親の夫婦仲が大きく影響しているのではないか
と考えます
子供の問題を改善するためには、両親の問題への介入が必要になってきます
両親の問題が改善すると、スムーズに子供の問題が解決することもあります

夫婦はお互いに荒探しをするのではなく、尊重し合える関係になりたいものですね



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Posted by まっちゃん  at 20:22 │Comments(2)思春期の問題について

この記事へのコメント
深く心より共感いたします。カウンセラーの卵です。私自身、父と母が仲良くしていないと、とても悲しくなります。
Posted by ぴぃち at 2009年02月16日 23:53
ぴぃちさん、コメントありがとうございます
両親が仲良くないと悲しいと言える子供はまだ救いがあるけれど、
親の顔色を見て、それも言えない子供は辛いですよね
Posted by まっちゃん at 2009年02月17日 08:22
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