患者さんの話を聴いていると
やっぱり自分がかわいいから、そう思うんだよな
と感じることがありますが
むしろ、自分がかわいくないから悩むということの方が少ないのでしょう

殆どの人が、自分がかわいいものだし
やっぱり自分を優先したいのです
それが思う通りにならないので悩むことは、本当に多いのです
自分と誰かとを比較しての悩みが、かなりの割合を占めています

人間の悩みとは、それでいいのかもしれません
自分よりも誰か他の人を優先したくて悩んでいる人は
滅多にお会いしません  

当院には、いろんな営業の人が仕事で訪問されますし
営業の仕事をしている患者さんも何人もいらっしゃいます

そんな中で、営業について思うのは
営業は、最初は少々の強引さと、嘘とは言わないが大袈裟な表現も必要なのかもしれない
と感じることがあります
でも、それは最初だけで、その後は人間的な優しさがないと
その後の継続した関係にはならないものだ思います

本当に、お客のことを考えている営業の人は少ないようです
やはり自分の売り上げをあげるのが目的です
でもそれは、なんとなく雰囲気に出てしまうものです
人間的な優しさを感じさせる営業の人は、少ないけどいます
演じているのかもしれないけど、ばれない様に上手に演じているのならば
それはそれでいいのかもしれません  

今日は午後から、有田中学校に行き
課外授業を行ってきました
「心の病気を理解する」という題で、２年生１００人が対象でした
この課外授業は、もう４回目になりました
でもまだまだだなと感じます
また別の学校から声が掛かれば、次はもう少しバージョンアップして行いたいと考えてます
そうやって徐々に授業の完成度が上がればいいのですが・・・・





この課外授業は、佐賀県の障害福祉課の企画であり
時間の都合さえ合えば、いろいろな学校に行ってみたいと思ってます  

患者さんの中には、本当にいろいろと気を遣い過ぎて
神経が疲れ果ててしまっている人がいます

そんな時に、「かなり神経が疲れてますね」と言いますが
「神経の疲れ」が分からないと言う人もいます

「神経の疲れ」とは何でしょうか？
これを厳密に言うことは、かなり難しいことだと思います
でも想像してみて下さい

２時間の研修を受けることになりました
二人掛けの机に、横に並んで研修を受けるとして
隣にいる人が親しい同僚だったら、純粋に研修の疲れだけでもいいかもしれません
でも、隣に少し苦手だと思っている上司が座っていたら
同じ２時間の研修を受けるだけでも、終わった時の疲れはかなり大きいと思います
これが「神経の疲れ」かもしれません  

週末は台風で荒れ模様でしたが
せっかくの連休ということで
熊本の「はげのゆ温泉」にある
「わいた山荘」に泊まってきました

落ち着いた雰囲気のいい温泉で
空気に触れると濁り湯に変わる、白と水色の間の様な色の温泉は
いい気持ちでした



今日は帰りに、小国のそば街道にある
「戸無のそば屋」に寄って帰って来ました
この店は、そば街道発祥の店ということで
細い道をかなり奥まで入っていかないといけませんでしたが
三千坪の敷地内に、落ち着いた雰囲気の
素晴らしい店がありました






蕎麦も美味しく、これは蕎麦好きにはたまらない店だと思いました

余談ですが、この店の店主が、黒川温泉をあんなに有名にした仕掛け人だと聴きました
だからこれだけ雰囲気のいい店を作れるのだと感じました
さらに余談ですが、この店で購入できる「そばまんじゅう」をお土産に買って帰って来ましたが
これがまた旨いんです

明日から、また頑張るぞという力をもらえました  

最近、自分のしたことなのに驚いたことがありました

シャワーを浴びていて、シャンプーを洗い流し
次にコンディショナーを頭髪につけ
少し待つ時間の間に、体を洗っていました
体を洗っているうちに、コンディショナーをつけていることを忘れ
体を洗い終わったら浴室から出てしまいました
髪の毛をタオルで拭いている時に違和感があり
コンディショナーを洗い流してないことを思い出し
あわてて浴室に戻り、もう一回シャワーを浴びました
こんなことは初めての体験でした

こんなことがあった後は、さすがに落ち込んで
実はさっきこんなことがあったと妻に相談しました

すると驚いたことに
「そうそう、そういうことよくあるよね」と言うのです
「え？　よくあるの？」と尋ねると
「洗い流したか忘れて、もう一回流すこともよくあるよ」とのことでした

自分の行動にも驚いたけど、それが珍しくないという妻の言葉には
二度ビックリという感じでした  

昨日の日曜日は、用事を済ませて時間が余ったので
モラージュで映画を見てきました


これは帰りに、小城（牛津）の「麺や豪」で食べたラーメンです
初めて行きましたが、美味しくて
なんだか懐かしい味がしました



映画は、いい作品でした
一番印象に残ったのは「松たか子」さんの演技の凄さです
まさに女優魂を感じました
だまされる人の心理、だます方の気持ち
細やかな描写が上手で、これは女性の映画監督だからかなと感じました
見てよかったなと思える映画でした  

「うつ病」について、「うつ状態」について
気分の落ち込みとどう違うのか
怠けているだけではないということ
理解した対応とは、どんな対応なのか

こういうことを一人でも多くの人に知ってもらいたいのですが
本当に知ってもらいたい人は、話を聴きには来ない
ある程度は理解しなきゃという意識を持った人しか、聴きに来てくれない

どんな分野でもそうかもしれないけれど
知りたいと思わない人に、興味を持ってもらうようにすることは
本当に難しいことです  

週末は、夏休みも終わりということで
長崎バイオパークに行ってきました




年に１回ぐらい行くのですが、ここは動物との距離が近く
触れ合える機会が多いので好きなところです

「かわうそ」にもエサをあげさせてもらえました
エサを求めて立ち上がって、声を発しているのを初めて見ました


ザリガニ釣りのコーナーもあり
広い池の中にどれだけザリガニがいるのか
どんどん釣れました
子供の頃は、よくザリガニ釣りをしていたので
こういうところで子供達にザリガニ釣りのコツを教えることができるのは
嬉しいことです


キツネザルが肩や頭の上に飛び乗って来て
エサを要求するのは、これも楽しみのひとつです