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Posted by さがファンブログ事務局  at 

2009年04月30日

性格を変える

患者さんから時々質問されることですが
「性格は変えられますか?」と尋ねられます

この質問については「変えることができると思います」と答えています

持って生まれた遺伝子の部分が影響する「気質」が核としてあり
その「気質」はなかなか変えるのは難しいのですが
その核の上に、雪球が転がりながら段々大きくなるように
環境で作られるものが重なっていって性格は出来上がってると思います

だから性格を変えたいと思えば、どう変えたいかによって環境を選んで
そこで生活したり学んだりしていけば、変わっていくと思います

でも簡単に出来ることではなく、かなり時間は必要だと思います
時間をかけてゆっくりと性格が変わっていくのはよくあることです
  


Posted by まっちゃん  at 22:24Comments(1)日々の診療について

2009年04月29日

これは何だ


これは娘が育てている「ひまわり」の種です
もう発芽していますが、なんとジェルの中で育てています
ある程度大きくなるまで水もやらなくていいらしいのです
透明のジェルの中で育っているので、根がどんな風に育つのかよく見えます
面白いものだと家族で毎日のぞきこんでいます


こちらは同時にまいた「ひまわり」の種ですが
やはり土の中の方が発育はいいようです

今年の夏は、この「ひまわり」が太陽を追いかけるのを楽しみにしています  


Posted by まっちゃん  at 22:18Comments(4)その他

2009年04月28日

最近ドキッとしたこと

最近ドキッとしたことがありました

ある人が言いました
「40歳過ぎれば、人生は折り返しを過ぎて後半戦
どういう風に死にたいか、それを考えて生きるべきです」

すごく分かりきっていることだけど、あまり意識せずにいたことでした
確かに人生は折り返しを過ぎたのかもしれません
そして、死ぬ時に「自分はこんな人生を生きた」という目標に到達するために
今をどう生きて行けばいいのか
目標を遠目に見ながら意識して、その方向に向かって進んで行きたいと思いました

勉強になる言葉でした

  


Posted by まっちゃん  at 21:30Comments(2)日々の診療について

2009年04月27日

5月から

5月から当院の体制がパワーアップします
常勤の臨床心理士が入ります
毎日、臨床心理士のカウンセリングの予約ができるようになります

実はこの臨床心理士さんは、私がある研修会で目を付けて
是非とも力になって欲しいと言って、当院に来てもらうことになりました

不登校の子供達の面接も、もっと受け入れられるようになります
様々な問題で悩んでいる大人のカウンセリングも、御希望のある方は遠慮なく言って下さい

パワーアップするクリニックの今後が、院長として楽しみです

  


Posted by まっちゃん  at 21:30Comments(2)その他

2009年04月27日

お知らせ

5月22日(金)は午前中のみの診療、午後休診となります
5月23日(土)は休診となります  


Posted by まっちゃん  at 13:32Comments(0)当医院からのお知らせ

2009年04月26日

エチカの鏡

エチカの鏡(ココロにキクTV)を、今晩はなんとなく見ていました
今日のゲストは西原理恵子さんでした

苦労話が多かったけど
いい話がいっぱい聞けて、面白い番組でした

なかでも印象に深いのは
アルコール依存症について、実に的確なことを言われてました
あまりテレビ番組で、アルコール依存症について的確な表現はないので
珍しいことだと感じました

そして西原さんが、何事も「しようがない」と受け入れ
何とかなると前向きに考えて生活しており
五体満足で仕事が出来ている、これで何の不満を言うことがありますか
という言葉には参ったという感じでした  


Posted by まっちゃん  at 23:02Comments(3)その他

2009年04月25日

言葉って

言葉って、人の気持ちを表現するのになんて不自由な道具だろうと思います
言語というものが、もっと発展すればいいのでしょうか

例えば色を表現する時に、「青色」と言っても
みんな頭に浮かべる「青色」の程度は微妙に違うだろうし
「青色」を「青」という単語を使わずに表現するとしたら
「空の色」「海の色」等の表現になるだろうが、増々受け取る人によって違ってきます
言葉とは、その程度のものなのです

人の気持ちをプールぐらいの大きさだとしたら
言葉は小さなコップぐらいかもしれません
プールの水を、小さなコップを使って表現しているようなものだから
どうしても表現しきれないということになります

私は時々患者さんに対して
「言葉では言い尽くせないぐらいの気持ちなんですね?」と尋ねます
そうとしか言えない時があります

でも言語の発展が未熟だからこそ
そこにカウンセリングの面白味もあるんだと思います
言葉を上手く使うことで、いろんな可能性が隠れていると感じます
コップ使いの名人になれば、プールの水をバケツの水の様にも海の水の様にも見せられます

  


Posted by まっちゃん  at 23:27Comments(2)日々の診療について

2009年04月24日

リストカット

当院は「リストカット」してくる患者さんは結構多いと思っています

ただ私は縫合は下手くそです、私に縫合させたら傷跡はガタガタになります
だから当院では縫合はしてません、縫合の必要な人は外科の病院でしていただきます

でも精神的なケアは一生懸命させていただきます

「リストカット」と言えば、芸能人なんかも追い詰められた時にしてしまい
マスコミに取り上げられたりしますが、一番有名なのは故ダイアナ妃かもしれませんね
彼女がインタビューに答えて
「心が痛かった。そして、私は心でなく体を傷つけたの。なぜかって?私は誰かに助けて欲しかったの」
と言ったのは、多くの人に衝撃を与えたようです

「リストカット」してくる患者さんを叱っても、注意しても治るはずがない
患者さん自身も、してはいけないことだと分かっているが
そうしないでいられない窮迫した精神状態がそこにあるのだから、適切な対応が求められます

過度に同情してもよくありません、それによりもっと同情が欲しくなり、新たな「リストカット」を誘発してしまうこともあります

まずは気持ちを十分に聴く必要があるのですが
それが上手く表現できない人も多くいます
きっと深刻な問題があるのだろうと、患者さんの気持ちを受け入れることが大切です

そして「リストカット」の傷に対して、大事にケアしてあげる必要があります
患者さんの体を気遣い、大事に扱ってあげることは
自分のことなんかどうでもいいと、自分を大切にできない考え方を少し考え直させる機会になるかもしれません

でも治療的に、「リストカット」したことで良かったことと悪かったことを
きちんと話し合うことも欠かせません  


Posted by まっちゃん  at 21:30Comments(5)日々の診療について

2009年04月23日

みんな意外に思うらしい

今日、大学の野球部から創部30周年記念の式典と試合の誘いが来ました

この話をすると、みんな意外に思うようですが
私は大学時代は野球部に所属し、キャプテンもしてました
医学部の弱小野球部ですが、当時は日焼けして真っ黒になって
ボールを追いかけていました

自分でもあまり似合わないと思いますが
後輩たちに、下手くそなノックもしてました

もう野球は10年以上してませんが、なんだか懐かしくなる手紙でした
多分、体が思うように動かないし、準硬式のボールは今ではケガが怖いし
記念試合には参加しないかもしれないけど、記念式典には行ってみようかと思っているところです  


Posted by まっちゃん  at 22:11Comments(6)その他

2009年04月22日

男と女(2)

男性は年をとって仕事を退職したら、妻と二人でのんびりと過ごしたい
という人がかなり多いようです、 でも残念なことに
女性は夫が退職したら、ずっと家に居られるのは困ると思っている人がかなりいるようです

夫が定年退職になり、今まで殆ど家に居なかった人が急にずっと家に居るようになり
妻としてはペースが乱されてしまい、疲れさせられて落ち込む人もいます

この男女の差は、女性が男性の世話をするものという考え方が大きいのかもしれません
この関係が変わってこないと、やっぱり夫の定年後の妻の「うつ」は減らないと思います

でも女性の方が明らかにたくましいと思うのは
配偶者を亡くした時の立ち直りは、女性の方が早いようです
男性が妻に先に逝かれてしまった後の落ち込みは、沢山見てきましたけど
いつ見ても男性は弱いなあと感じます
  


Posted by まっちゃん  at 21:30Comments(3)日々の診療について

2009年04月21日

自律訓練法

自律訓練法という治療があります
不安症状に対して非常に有効であり、リラックス法としてもいいものです

人間の自律神経は、交感神経と副交感神経で成り立っています
自律神経とは、自分でコントロールすることが出来ない神経ということであり
心拍を速くしたり遅くしたり、腸管の動きを速くしたり遅くしたり
血管を開いたり閉じたり、汗を出したり止めたり等をコントロールする神経です

この自律神経を自分の意志である程度コントロール出来るようにしようというのが
自律訓練法です

最初は手が重い(重感)や、手のひらが熱い(熱感)というところから練習を始めます
練習を繰り返すと本当に手のひらの温度が上がってきます
これは手のひらの毛細血管が開いてきているということです
こうして少しづつ自律神経をコントロール出来るようになると
不安状態で自律神経が暴走し、動悸がしたり、汗を多量にかいたり
顔が赤面したりするのを抑えることが出来るようになる治療法です

理論は非常によく解ります、ただこの治療法を習得するには
根気強く練習を繰り返す必要があり、上手な人でも3ヶ月ぐらいはかかるそうです
これがもっと簡単に出来るようになれば、すごく流行る治療法だと思います
  


Posted by まっちゃん  at 21:30Comments(0)治療法

2009年04月20日

「遊び」の大切さ

「遊び」って本当に大切だと思います
私は週末に遊んで来たせいか、きょうはすごく元気でした
次に頑張る力を得るには、「遊び」は必要だと感じました

車の車軸も、適当な「遊び」が必要です
「遊び」がなくて、きっちりしすぎていると車軸はスムーズに回りません
「遊び」が大きすぎると、車軸はガタガタに揺れてしまい、これも困ります

適度な「遊び」「楽しみ」を入れながら、人生を楽しみたいものです

「真面目もほどほどにしなさい」河合隼雄先生の言葉です  
タグ :遊び真面目


Posted by まっちゃん  at 21:30Comments(3)日々の診療について

2009年04月19日

寸暇を惜しんで



今週末は東京に行ってました
「うつ病は治りにくくなっているか」というフォーラムに出席してきました
「うつ病」について、いろんな見方があるのを改めて実感して帰って来ました
いい勉強になりました

でもせっかく東京に行ったのだから、勉強だけではつまらないと思い
寸暇を惜しんで、楽しんで来ました
まずは浅草演芸ホール(寄席)に行き、二代目林家三平襲名披露を見ました
人気のある落語家の襲名披露なので、有名な他の落語家も多数参加してました

お兄さんの林家正蔵(以前はこぶ平)の話も面白かったし、
三遊亭金馬さんや、鈴々舎馬風さん、林家木久蔵さん等が出演しており
腹を抱えて笑わせてもらいました
ただ豪華な出演者だっただけに会場は混雑しており
ずっと立見席だったので、これは腰にきました


それだけでは足りずに、永井荷風が通いつめていたという
尾張屋という蕎麦屋で、天麩羅そばを食べてきました
浅草だなぁと満喫して帰ってきました

そういえば、二代目林家三平さんは7月から水戸黄門にレギュラー出演するらしいです
「ちゃっかり八兵衛」という役で、撮影中とのことでした
「うっかり八兵衛」も代替わりらしいです  


Posted by まっちゃん  at 22:23Comments(2)その他

2009年04月18日

駅の広告


武雄温泉駅の広告です、改札をすぎて、すぐに左側の壁にあります。
場所がよくないのか、あまり目立ちません、みんな気付かずに通りすぎています。
寂しいなぁ
今日は、武雄温泉駅を利用しましたが、写真の様に電気も消えていました。
本当は広告の後ろに、電気が備えてあり、光るんです。
駅員さんに、電気をつけ忘れてますよと言いたかったけど、細かい人だと思われたくなくて黙ってました。
ひょっとしたらタイマーで電気がつくようになっていたかもしれないと思い直しました。
  


Posted by まっちゃん  at 20:23Comments(0)その他

2009年04月17日

一歩踏み出せ

普通、診療の場で「一歩踏み出せ」などとは殆ど言わないのですが
例外的に言った方がよい時もあります

カウンセリングをしていて、患者さんが
いろいろと悩んで、自分の進む方向を決めて、これから始めるという時に
「最後までやり通します」と言うことがあります

こういう時に
「最後までやり通すと力んでしまうと、最初の一歩が出にくくなりますよ」
「軽い気持ちで一歩踏み出せばいいんじゃないですか」と私は言います

何かを始める前に、力が入りすぎて行動できなくなった人をいっぱい見てきました
一方で、すごく気軽に始めたことが、最後までやれて良い結果になる人もいます

大河ドラマの「翔ぶが如く」で好きなセリフがありました
西郷隆盛と大久保利通が「見る前に、翔べ」と言い合っていました
いろいろ考える前に行動してみろという意味だったと思います
まさにこのことですよね
  


Posted by まっちゃん  at 21:30Comments(4)日々の診療について

2009年04月16日

催眠療法

「催眠療法をしてもらえますか?」と患者さんから尋ねられることがあります

この時に、どう返事していいか悩みます
催眠療法を希望して来る患者さんは、催眠療法に大きな期待をしすぎていることがあります
テレビで見たことのある舞台催眠みたいに、劇的なことが起こると期待しており
それで食べ過ぎるのを治したい、ギャンブル依存を治して欲しい等の要望があります
でもそんなに簡単にはいきません

催眠療法は素晴らしい治療法だと思います
これから治療法として、まだまだ発展していくことでしょう
でもマスコミは世間にうけるから、催眠の派手なところだけ宣伝しています
これは危険なことかもしれません

私も日本催眠医学心理学会の会員で
催眠療法の研修会は何度も参加して、基本的な催眠療法はできます
でも実際の治療の場で行うことは、殆どありません
研修会が終わってすぐの時は、新しく学んだことを使ってみたくて
少々無理してでも使ったこともありますが、結果はそう簡単には出ないものです
私の腕がまだ未熟なせいもあるでしょうが、難しさも知っているだけに患者さんへの説明に困ることがあります
  » 続きを読む


Posted by まっちゃん  at 22:19Comments(2)治療法

2009年04月15日

浮気

配偶者の浮気でショックを受け、悩み、落ち込んで受診される人は少なくありません

圧倒的にそれは女性に多いのですが、たまには奥さんに浮気されているという男性も受診されます
でも男性の場合は、アルコール依存症の人は嫉妬妄想が出ることも少なくなく
やはり女性の相談という感じがします

この仕事について、数えきれないぐらいの
浮気で傷付けられた女性の話を聞いてきました

その度に思うのは、夫に浮気された女性の腹立たしさや、悔しさや、悲しさは
男性が想像するよりも、かなり大きくて深いということです
別に男性は奥さんに浮気されても悲しくないと言っているわけではなく
浮気について男性の感じ方と、女性の感じ方は根本的に違うんだと実感させられます

私も男性ですから、どうしても男性的な視点で物を考えることが多いのですが
女性の「浮気された」という怒りを見せられる度に、その強さに驚かされます

男性のみなさん、これはきっとあなたが想像している以上のものですよ
浮気する時は、ばれないように気を付けましょうね
もしばれても浮気したと絶対認めたら駄目です
  


Posted by まっちゃん  at 21:30Comments(4)日々の診療について

2009年04月14日

焦らないで

「機が熟す」と言いますが、これを待つのは大変です

特に親は子供に対して、一度に求めすぎることがあります
このタイミングでそれを言っても、子供はまだそれを受け入れる準備ができてない
でもそれは親からすると見えにくいことです
ついつい強制する言い方になり、子供から「何にも分かってくれない」と思われてしまう

「まだ機が熟してませんよ、もう少し待ちましょう」
とアドバイスさせていただくことがありますが
いつまで待てばいいのかこれが答えられないので、私も説得力に欠けます

「あなたは他人だから、そんなに悠長に構えていられる」
というお叱りが飛んで来そうですが
第三者だからこそ見えるポイントもあり、これを理解してもらうのがまた難しい

でも行き詰ったら、第三者の意見を聞いてみるのもいいのかもしれませんよ

  


Posted by まっちゃん  at 21:30Comments(4)思春期の問題について

2009年04月13日

喉が痛い

どうも風邪をひいたみたいで、咳が出て喉が痛くて
今日はマスクをしての診療でした
マスクの下では、口の中でトローチを舐めながらの診療で
本日診察に来られた患者さんには申し訳ない限りでした
失礼いたしました

声が思うように出ないと、診察するのになんと不自由なことか
でも診察の時にしゃべり過ぎる傾向のある自分としては
これを良い機会に、しゃべり過ぎないテクニックを身に付けたいと思って臨みましたが
結果は・・・・・・

今日は早く寝て、明日は喉が治ってるといいけど  


Posted by まっちゃん  at 21:30Comments(2)日々の診療について

2009年04月12日

見分けがつきません

人の顔を認識することに苦手意識はなかったのですが
どうしても区別できない二人がいます

あまりにも似ていて、最初は同一人物だと思っていました
芸名を二つ使い分けているんだと勝手に思ってました

でもこの話をすると、あまり同意してもらえず
妻には大爆笑されました
自分だけが、あの二人の顔を同じものとして脳にインプットしてしまうのかもしれないと思い始めました
なんとか見分けられるように努力しました、その結果、髪型で区別できることに気が付きました
でもこの前ヘルメットをかぶってテレビに出ているのを見て
やはり区別がつきませんでした

これは私の脳ミソの特徴なのかもしれない
あの様な顔は同じに認識するんだと、自分をなぐさめたりしています

その区別がつかない二人とは
「キム兄」(木村祐一、辺見えみりと離婚した人です)と「ケンドー小林」です
本当に同一人物に見えます、同意してもらえる人も多いと信じております  


Posted by まっちゃん  at 22:36Comments(5)その他