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2009年01月22日

不登校

一言で「不登校」と言っても、理由は様々であり
それぞれの子供達の背景もみんな違うので、対処方法も全員違います
ただ「不登校」の子供達に接する態度として、私が大切にしているのは
学校に行くか行かないかが一番大事な問題ではない」ということと
自分らしく生き生きと暮らしているか?」ということです

これはしばしば患者さんの両親と意見が食い違うところです
不登校の子供達は、殆どが親に付き添ってもらって受診します
そして親はなんとか学校に行って欲しくて連れてきています
だから私が「学校に行くか行かないかだけが問題ではない」というと
付き添いの親は、困った顔をされる人達も少なくありません

でも子供達の話をよく聴き、何が困っているのか
そのせいでどんな障害がでているのか
どうすればそれを克服できると思うか等を話し合い(カウンセリング)
最終的に、その子が生き生きと自分らしく暮らすという方向に進めれば
学校には戻っていく子もいますし、自分らしい別の道を見つける子もいます

学校に行けずに家の中で苦しそうに暮らすより
笑顔で、「自分はこれでいい」と言って暮らして欲しい
と思いながら診療をしています

これだけでは、不登校という大きい問題について、簡単に書きすぎているので
私の言いたいことは十分に伝えきれてないと思います
また別の日に続きを書きたいと思います



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Posted by まっちゃん  at 20:03 │Comments(2)思春期の問題について

この記事へのコメント
不登校。。小学生の時に友達との関係に悩み学校へ行きたくなくなりました。母が泣きながら私を学校へ引っ張って行ってたのを覚えています(;_;)

先生のおっしゃるように状況がどうであれ、笑顔でいる事が大事ですよね!

私も笑顔でいられる状況である事を一番に考えてます(^O^)
Posted by はるるん at 2009年01月23日 12:25
笑顔で暮らせることが一番ですよね
はるるんさんみたいな経験のある人の言葉は参考になります
つらさを乗り越えて大人になった人の言葉は、きっと子供達の
心にも響くものだと思います
Posted by 松永メンタルクリニック松永メンタルクリニック at 2009年01月23日 13:46
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