昨日は妻が辛坊治郎さんの講演会に行ってきたようで
帰宅してその講演の内容を妻から聞きました
ワイドショー等で取り上げるのは、重要なニュースとは限らない
重要度よりも、見る人の関心が高いニュースを扱うという話を聞いて
その時に思ったのですが

ワイドショー等は、どうしてみんな同じニュースを同じ解釈でしか放送しないのか
重要なニュースであればある程、いろんな見方があるはずなのに
どのテレビ局も同じような解釈しかしてない
これにはいつも不自然さを感じています
誰かが悪いことをしたら、その人を徹底的に叩く内容ばかりになる
その人にもいいところはあるかもしれないのに、言い分はあるかもしれないのに
とにかくマスコミは全てが同じスタンスで報道する
ニュースへの解釈は見る者の自由だと言われても
どの局もどの局も同じ価値観で放送してしまったら、別の解釈をするのは簡単ではありません

マスコミに言わせれば、それを世間が望んでいると言うかもしれない
でも世論を誘導して、自分たちの思う方向に向けているのはマスコミです
平等に情報を流すことなく、自分達の考える方向に都合のいい情報だけを報道している
なんだか恐ろしいことです
国民の考え方をひとつの方向にまとめたいのだろうか、と思ってしまいます

例えワイドショー等でも、「あの局の考え方はいい方向から物事を見ている」
「あの局の取材は少々偏っている」「あの局のコメンテーターの発言に驚いた」
等の言葉が言えるような、いろんな角度から見た放送を期待したいものです