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2009年02月24日

他罰的

専門用語になるかもしれませんが
いろんな悪い出来事が起こると、「あの人があんな事をしたから」と
他の人のせいにするのを「他罰的」と言います

「他罰的」な人は、自分の辛さを人のせいにして
その原因となった人を恨むことで、無意識に自分の辛さを軽くしようとします
逆恨みされた人はいい迷惑で、すごく大きなストレスをもらってしまいます

でも「他罰的」な人に、それは他の人のせいではないですよと指摘したくなりますが
指摘してもあまりいいことはありません
自分の辛さを受け入れる、心の準備ができていないと
人のせいにして誤魔化していた自分を直視することはできないのです

誰かを一緒に責めるのではなく、その人の辛さを共感し
自分で気付く時期を待ってあげるしかない場合が多いのです



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Posted by まっちゃん  at 22:15 │Comments(2)日々の診療について

この記事へのコメント
姉は、病気になって、まさに人のせいにばかりしてます…。結婚したのも、好きでもない相手だったけど親から自由になりたかったから…離婚できなかったのも自分は勇気を出して家を出たのに親が帰れと言ったから…だから又病気になっちゃった…。小さい頃から我慢ばかりしていた…長女だから…。
こんな姉に腹がたちます…。
正月から引きこもっていた姉です…。数日前に父の病気を知り元気になりました。『自分がしっかりしなきゃ』と思ったのでしょう…。私から言わせれば『その前にどうして子供の為にしっかりできないの?』って…(;_;)
すみません…。私の愚痴になっちゃいましたね(^_^;)
Posted by はるるん♪ at 2009年02月24日 22:30
はるるんさん
お姉さんは、自分の辛さは人には分からないと思っていたんでしょうが、結局自分でもよく分かっていなかったのかもしれませんね
でもお姉さんが元気になられたことだけは良かったですね
Posted by まっちゃんまっちゃん at 2009年02月25日 19:04
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