気分が沈んでいる時は、不安感も出やすく
小さなことでも体に不調な部分があると
それが大きな病気のサインではないか
これから大変なことになるのではないかと
不安になってしまう
こういう患者さんは、決して少なくありません

痰が出るのは肺癌だからじゃないか
皮疹ができているのは肝臓が悪くなっていて
肝臓癌じゃないのか
胃痛がするのは胃癌じゃないか
時折息苦しさを感じるのは、心臓病じゃないのか
挙げれば、きりがないぐらいです

確かに、確率は低いけど、そういう病気の可能性はあります
でも殆どは考えすぎです
気分が沈んでいると、どんどん不安な方向に考えてしまい
考えた内容で、また気分が沈んでいきます

こういうことは実は多くの人が経験していることです
自分一人だけが、心配しすぎているわけでもありません
一人で心配しすぎないようにして下さい