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2013年11月25日

言うことが違います

ある患者さんが、上司に対しての不満をいろいろと話してくれました
その上司の一番の問題点は、言うことがその時で変わるということでした
1週間前は「この仕事は、前回と同じようにしておきなさい」と言っていたのに
今日は、「この仕事は、前回と同じようにやっていては駄目だ」と言うらしいのです

確かに、これではどう動いていいか分からず
上司に対して不信感や不満も出てしまうと思います

でもドキッとするのは、私も
以前に何と言ったか忘れてしまい、それと違うことを言ってないか
ということです
こういう不安を持ってしまう人は少なくないんじゃないでしょうか

人間とは、常に全てのことに一貫性を持つというのは、かなり難しいことです
気持ちや考えは変わっていくものです
そして変わったこと自体を忘れていくことも珍しくはありません

その患者さんには
「腹立たしい気持ちは分かりますが、その気持ちをグッと抑えて
方針が変わったんですか?と穏やかに尋ねてみたら」話しました
腹立たしさの気持ちを出し過ぎると、上司も自分のミスを認めずらくなるかもしれません

分かっていても、自分の間違いを認めず
意地を張ってしまうのも、困ったものですが、あり得ることです


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Posted by まっちゃん  at 21:00 │Comments(0)日々の診療について

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