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2012年10月30日

イライラの裏には

ある患者さんは、診察室ですごくイライラしていました
そのイライラの気持ちのままに、次々と身の回りのことへの不満を
怒りながら話しました

私は「そうですか」としか言わず、患者さんの話を聴いてました
あまりにもイライラの感情を乗せて話されると
ついついこちらもイライラの感情が出てきそうになるのですが
それはグッと抑えます

いろんな事への不満や怒りを話し続け、少し疲れた感じになった患者さんが
フッと自分を振り返ってくれました
自分は別のことでイライラしていて、周囲に八つ当たりしているだけかもしれない
と気付いてもらえました

ねばって聴くしかない、本人が気付かないと、こちらが一方的に指摘しても
患者さんの心には響かないでしょう
私のイライラが出そうになるのを抑えて、我慢比べみたいなものです



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Posted by まっちゃん  at 21:00 │Comments(0)日々の診療について

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