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2012年08月13日

中庸の精神

「中庸(ちゅうよう)の精神」とは、古代ギリシャのアリストテレスが
とても大切なものとしてあげていますし
孔子も論語の中で
「中庸は徳の至れるものなり」と述べています

中庸とは、不足でも余分でもなく、どちらにも片寄らないという意味であり
バランスのとれた状態を言うのだと思います

最近、この中庸について面白い例えを聴きました
「臆病の反対にあるのは無謀、臆病と無謀の中庸が勇敢」
「卑下するの反対にあるのは自慢する、卑下すると自慢するの中庸が誠実」
こういう物の見方があったのかと、膝を打つ感じでした

よく患者さんに「ほどほどに」と声を掛けますが
まさにこの「ほどほど」が中庸であって欲しいのです
簡単なことではありませんが、「中庸の精神」は素晴らしいことです
学生時代に習った時は、この意味がいまひとつ分かってなかったなと思います



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Posted by まっちゃん  at 21:00 │Comments(0)日々の診療について

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