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2012年05月16日

不眠の表現

患者さんの症状に対する表現方法は、それぞれの人で違いますが
時折、表現が詩的だなと感じることもあるし
例えが上手だなと思うこともあります

ある不眠症の患者さんが、眠りに入っていけないことを
「自分と布団との間に、薄い紙の様なものがあり
その紙を破いて自分が布団に落ちて行ければ
眠りに入れそうだけど、その薄い紙が破けずに
もどかしくて、なかなか眠れない」と表現されました
眠りたいのに、なかなか眠りに入っていけない
そのもどかしさが表現されていると感じました

眠れずに布団の中で苦しい思いをしたことがある人は多いと思います
楽に眠れることのありがたさは、不眠を体験してみないと分からないのかもしれません



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Posted by まっちゃん  at 21:00 │Comments(2)日々の診療について

この記事へのコメント
朝方まで布団の中で何回くらい寝返りをしているのだろうな?と、ふと思いました。
寝れるまではトイレに行き台所でお茶を飲み、の繰り返しです。今日は天気も良くて家の事も出来きて普段より動いたから寝れると思ったんですけど、仕方ない、動きが足りなかったからかしら?と、諦めている所です。
Posted by ねこ at 2012年05月17日 01:50
ねこさん
眠れない夜は本当に長いですよね、どんな病気もそうかもしれませんが、経験した者にしか分からないことってありますよね
Posted by まっちゃんまっちゃん at 2012年05月21日 20:30
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