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2011年06月14日

治るのも不安

不安の強いある患者さんは、自分が治ってきていることも不安でした
本当に不安にならなくていいのかと、自分の中で不安を探してしまいます
じっくりと探せば、少しぐらいの不安はあるものです
その小さな不安を見つけたことで安心できたようです

すごく不思議で、矛盾しているのですが
人の心は、変わりたくないという気持ちも常にあるようです
例え不都合な状態でも、そのままを続けたいという気持ちは
深層心理の中で働くのです

現状を維持したいという深層心理に反して
治っていく(自分を変える)ということは大仕事です
少しぐらい未完成な部分も残しておくほうがいいのかもしれません


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Posted by まっちゃん  at 22:00 │Comments(2)日々の診療について

この記事へのコメント
先生、こんにちは
私もまったくその通りです

「不安でしょうがないから考える」
「考えるから不安が次々に見つかる」
悪循環の繰り返し・・・・

でも、よくよく過去を振り返ると
恐れた不安の数だけの不幸には出会ってませんし
自分の不安は的中してません

最近は「大丈夫・大丈夫」と
自分に言い聴かせる様にしてます
Posted by はらっぴ at 2011年06月15日 10:00
はらっぴさん
そうなんですよね、恐れた不安の数だけ不幸にはならないんです
不安はやはり考え過ぎが殆どなので、「大丈夫」と言い聞かせることはすごく重要ですね
Posted by まっちゃんまっちゃん at 2011年06月25日 19:39
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