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2011年06月08日

最悪のことを想像してしまう

物事は悪い方に予想していた方が、後でがっかりすることが少なくて済む
という考え方もありますが
最悪の結果を考え過ぎると、そのせいで行動できなくなってしまうこともあります

ある患者さんは、常に最悪の結果を想像してしまい
結果が恐ろしくて、何もできなくなってしまっていました
少しは良い方向に考えたいと思っても、長年の考え方の癖もあり
なかなかできないのです

考え方のパターンを変えていくことは、簡単なことではありません
少しずつ少しずつ進めていくしかありません
不安になりやすいという傾向をなんとかしないと
思うようには進まないのです


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Posted by まっちゃん  at 22:00 │Comments(3)日々の診療について

この記事へのコメント
今日は、あんまり明るくない話です。
ちょっと落ち込むことがあり、自分の仕事に自信が持てなくなりました。

世間の人は、結局うつ病なんて理解してない。解りもしないのになんでそこまで言えるのか…

復職を早まってしまったのか、そんなことを考えてしまいました。
Posted by あずき at 2011年06月09日 18:57
あずきさん
冷たい言葉に傷付くこともありますよね
世間の理解は確かにまだまだです、だからこそ理解している人間が重要なんだと思います
Posted by まっちゃんまっちゃん at 2011年06月09日 20:34
社会は厳しいですね。でもそれが現実だからある程度受け入れなければいけないのも事実です。

うつの辛さは、風邪の時とはまた違う不快感があります。生きる気力が半分以下になってるかのようです。うつになると、どうしてか自分の存在が無意味に思えてくる(これがエスカレートすると、死にたくなるんだと思う)。
そういう考えになぜかはまり、抜けられなくなる。ここから抜けるには、やはり自己肯定感じゃないのかな…。

マイナスに考えてしまうのは、たぶん病気がそう思わせてしまうのでしょう。さらにこの病気は、いつ治るのかも予想不可能で、ホントに辛いのは本人です。

いつ治るのか、いつになったら普通に仕事ができるのか、聞かれると困ってしまいます。それが知りたいのは他でもない、本人なんですから。
Posted by あずき at 2011年06月10日 17:00
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