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2011年01月07日

少し減ったが13年連続

昨年の自殺者の数が発表されたようです
前の年と比べると、昨年は少しだけ自殺者数は減ったようですが
まだまだ3万人以上の数であり、3万人越えは13年連続らしいです
毎年これだけの多くの人が自殺するという社会は
なんとかしないといけないと思います

どうやればもっと自殺者を減らせるのか、国でも考えてくれているようですが
国に任せてばかりでいいのでしょうか
地方でも何かできないのか、本当に考えさせられます

今、杵籐地区では自殺者を減らすために
かかりつけ医(内科等)から精神科医への紹介システム、というものをやってます
かかりつけ医が診察して「うつ」が疑われる時には、速やかに精神科医を受診してもらう
ようにするためのシステムです
まだまだ動き出したばかりのシステムであり、あまり知られていないようですが
こういうことも大事な一歩だと思います

でもこれだけでは足りない、自分に何ができるのか
自殺者を一人でも減らすために何ができるのか
もっと考えないといけないと思っています


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Posted by まっちゃん  at 22:00 │Comments(3)日々の診療について

この記事へのコメント
今、『こころのクセを変えるコツ』という本を読んでます。認知療法をちょっと知りたい、という人には実行しやすく、とっつきやすい本だと思います。

うつになりやすい性格傾向の人は真面目で几帳面、責任感が強く、一人で物事を抱えやすいタイプと言われますが、自分がこういうタイプだと自認する人は、心が疲れていないか、時々自問自答してみるのもいいかな、と思います。

このブログや、『こころのミカタ』などは私にとって、自分を見つめ直す時間を持つきっかけになってくれます。

人は少なからず、見方が偏っていたり、どこかしら何かフィルターを通して物事を見たりしがちで、それが神経を疲労させているようですね。

認知療法に戻りますが、これを完璧に実行しようとすると、やっぱり疲れるかも…。何事も、はまりすぎない、完璧を求めない、というほうが上手くいくような…。
Posted by あずき at 2011年01月07日 22:21
日本が何故、自殺大国になったか。

食の欧米化は大きいと思います(ファーストフード、コンビニ食etc)
精神的な病は、メンタル的なものとばかり捉えられがちですが
脳の異常ですから、肉体の病に他ならないですよね

栄養の偏り
しかも食材自体の栄養も無くなってきている

情報過多
ストレスの多い環境=ビタミンやミネラルが大量に消費される=当然病気になる…胃とかに出るか、脳に出るかは人それぞれ…

勝ち組負け組などの、マスコミの仕掛ける罠
不安を増長させるばかりのニュース
今日は何処そこで火事がありました
人が殺されました…のオンパレード
日々善き事も起こっているのに、視聴率主義ですから、センセーショナルなニュースばかりを取り上げる
当然暗くなりますよね(笑)

ですから、根幹を変えなければいけない

自分を愛して、守らねばと思います

脳の病気になる環境が整い過ぎた日本を、見直すチャンスでもあると思います
Posted by 苺 at 2011年01月10日 00:06
あずきさん
「こころのクセ」を変えるには、認知療法はいい方法ですよね
上手く実践できればすごく力になると思います
でも仰る通りに、それも完璧に実行しようとすると
それ自体が大きなストレスになってしまいますね

苺さん
確かに今の日本の社会は大きく間違った方向に進んでいる気がします
これに気付いている人は沢山いると思いますので、何とか少しずつでも改善できればと思っております
微力ながら自分に何ができるか、真剣に考えねばと思っております
Posted by まっちゃんまっちゃん at 2011年01月10日 17:28
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