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2010年09月21日

やる気

どうしても「やる気」が出ないと言う患者さんがいます
これは「うつ」の症状としての、意欲が出ないということであれば
「うつ」の治療をする以外にはないと思います

でも「やる気」が出ないという人が、全員「うつ」というわけではなく
何とか「やる気」が出るような話をすれば、少し「やる気」が出る人もいます

ここでいつも思うのは、「うつ」ではない人は
「やる気」が出る話には、ある程度効果はあるが
人の話を聴いて「やる気」を出すのは限界があるということです

「やる気」が出るように、そういう部分を刺激するような話を聴いても
ただ話を聴くだけでは「やる気」はすぐに小さくなってしまいます
これをいつも感じています

やっぱり「やる気」を本当の意味で出すには
自分の中から、自分で出す必要があるんだと思います

でもそれには何らかの「きっかけ」は必要なことが多く
その「きっかけ」作りを、どうやって手伝ってあげられるか
これは単に「やる気」の出る話をするのより、何倍も難しいことです

でも上手く「きっかけ」をつかめた人は
自分の中から「やる気」を出して、簡単には小さくならない「やる気」を
手に入れることができているようです



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Posted by まっちゃん  at 22:01 │Comments(2)日々の診療について

この記事へのコメント
「やる気」はあるのに体が動かない。
あるいは頭では分かっていても「やる気」が起きない。
結局、テンパッた状態にならないと動かない。
事前に余裕を持ってやってれば楽なのにね。
ホント、どうにかしたい時があります。
結局は自分で何らかの意識改革を行わないと
いけないと。。。
今まで書かれてた記事を興味深く読ませてもらってます。
考える事あり、ウィットに飛んだモノありで面白いです。

日曜日、実家前を通った時
松永君か藩校出身のお兄さんかは
分かりませんでしたが、ご両親と家の前にいるのを
見ました。
帰って来てた?
Posted by マツヲ at 2010年09月21日 22:34
マツヲくん
ブログを誉めてもらい、ありがとうございます
「やる気」をコントロールするのって難しいことですよね
確かに意識改革は必要な場合が多いと思います
日曜日に見かけたのは、藩校出身の兄の方ですよ
私はなかなか柳川に帰る時間がなく、お盆以降は行けてないんです
Posted by まっちゃんまっちゃん at 2010年09月22日 21:13
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