2010年04月19日
「もう、そろそろ」は誰が決める
とてもつらい出来事があって、気持ちの落ち込みが続いている人に対して
もう半年過ぎたし、もう一年経ったしと
「もう、そろそろ気持ちを切り替えてもいいだろう」
と周囲の人が促すことがあります
しかし、その患者さんの心の中の悲しみは、その人にしか分かりません
どのくらい時間が経ったら、悲しみが何割少なくなるなんて決まってません
本人は、悲しみにジッと耐えているのに
周囲の人が勝手に「もう一年経ったし、立ち直らなきゃ」等の言葉を言うことがあります
どうしてそんな無神経な言葉が言えるのかとも思いますが
周囲の人が待てなくなっているんですね
悲しんでいる人を見守るのにも、大きな心のエネルギーが必要です
そのエネルギーが不足してくると、早く立ち直って安心させてくれと思うのでしょう
周囲が焦ると、本人も焦ってしまい
早く立ち直らなきゃと自分でも思ってしまいます
でもそんなに思うように切り替えられるなら、最初から苦労はしません
結局焦りがストレスとなり、余計に苦しめてしまいます
十分に時間を掛けて、悲しみから立ち直れる環境がある人は
あまりいないのかもしれません
もう半年過ぎたし、もう一年経ったしと
「もう、そろそろ気持ちを切り替えてもいいだろう」
と周囲の人が促すことがあります
しかし、その患者さんの心の中の悲しみは、その人にしか分かりません
どのくらい時間が経ったら、悲しみが何割少なくなるなんて決まってません
本人は、悲しみにジッと耐えているのに
周囲の人が勝手に「もう一年経ったし、立ち直らなきゃ」等の言葉を言うことがあります
どうしてそんな無神経な言葉が言えるのかとも思いますが
周囲の人が待てなくなっているんですね
悲しんでいる人を見守るのにも、大きな心のエネルギーが必要です
そのエネルギーが不足してくると、早く立ち直って安心させてくれと思うのでしょう
周囲が焦ると、本人も焦ってしまい
早く立ち直らなきゃと自分でも思ってしまいます
でもそんなに思うように切り替えられるなら、最初から苦労はしません
結局焦りがストレスとなり、余計に苦しめてしまいます
十分に時間を掛けて、悲しみから立ち直れる環境がある人は
あまりいないのかもしれません
本当にそうです…
焦りがストレスを生み…
回復を遅らせます…
焦ってはいけないと分かっていても、つい焦ってしまう
それが人間なのかもしれません
本当に難しいことです
気分も悪く、早退しました。
最後の誕生日かと思い、花を持って、7ヶ月ぶりに、実家に行きました。
父も母も私のうつ病をどうかと気にしていました。
16年前に、自殺した兄の事を、父は今でも悔やんでいます。
もちろん、私も悔やんでいますが、自分の事は、消えたい気分です。
兄の事を思いだし、父も母も私と泣きました。
88才になっても、子供の事は忘れないんですね。
毎日毎日、消え去る事との格闘の日々です。
久し振りに実家に行き、御両親と会えてよかったですね
親はいつまでも親ですね