2010年01月12日
考え方のクセと思えば
患者さんに、「私は病気ですか?」と尋ねられることもあります
この質問に対する答えは、なかなか難しいのです
病名が付いている人には、その病名を言えばいいのでしょうか?
そうではない場合もあります
ただ病名だけ聞いても、患者さんの中でどう理解したのか分かりませんので
病気に対する説明も欠かせません
でも病気についても、どこまで話せばいいのか、これも難しい問題です
こんなことがありました
ある患者さんが、「私は病気ですか?」と尋ねてきた時
私は「あなたは病気と言うより、考え方のクセです」と答えました
そして、その患者さんが治ってきた時に、こんなことを話してくれました
「病気と言われていたら、治るのだろうかと心配になっていたと思います
でも「考え方のクセ」と言われたので、それなら自分で治せると思いました」
この患者さんの場合は、病気と言われていたら、病気は病院が治すものという
受身の考え方になってしまっていたのかもしれません
でも「考え方のクセ」と言われて、それなら自分で治せるんだと積極性を持つことができたようです
本当にいろいろな場合があります
この質問に対する答えは、なかなか難しいのです
病名が付いている人には、その病名を言えばいいのでしょうか?
そうではない場合もあります
ただ病名だけ聞いても、患者さんの中でどう理解したのか分かりませんので
病気に対する説明も欠かせません
でも病気についても、どこまで話せばいいのか、これも難しい問題です
こんなことがありました
ある患者さんが、「私は病気ですか?」と尋ねてきた時
私は「あなたは病気と言うより、考え方のクセです」と答えました
そして、その患者さんが治ってきた時に、こんなことを話してくれました
「病気と言われていたら、治るのだろうかと心配になっていたと思います
でも「考え方のクセ」と言われたので、それなら自分で治せると思いました」
この患者さんの場合は、病気と言われていたら、病気は病院が治すものという
受身の考え方になってしまっていたのかもしれません
でも「考え方のクセ」と言われて、それなら自分で治せるんだと積極性を持つことができたようです
本当にいろいろな場合があります
「クセです」と言われると「クセは治せそうだ!」と思えますね。
気の持ち方のような気もしますが・・・・。
私の主治医の先生も「クセです」と言ってくれればば良かったのになぁ~。
「クセ」と言われたら、前向きになれそうです。
考え方のクセが、病気の原因になっていることは少なくありません
だから認知療法が人気があるんでしょうね